洞田創研究室

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本日のプリキュア雑感(10/18)

ごきげんよう。ニチアサ大好き洞田です。

 

さて、本日のGoプリンセスプリキュアは第37話「はるかが主役!?ハチャメチャロマンな演劇会」でしたね。

いやはや、良いストーリーでした。

 

内容は、ノーブル学園の演劇会で、クラスが「ロミオとジュリエット」をすることになり、我らがはるはるが、演劇部の古谷さんに指名されて主役をやることになった……というものです。

 

なお、その古谷さんは「演出」に回ったのですが、あろうことか彼女は、演劇のことになると蜷川幸雄氏が憑依するという特徴をもっていました。

そのため、やることなすことすべてにおいて初期ステータスが低いという特徴をもつはるはるは、当初、さんざんにしごかれることとなったのですが、さすが主人公、同時に成長速度が半端ないという特徴も有しているので、最後にはアドリブをこなしながら劇を成功させることとなりました。

 

ちなみに、だいたいにおいて、ゼツボーグの被害というモノは、「プリキュアがゼツボーグを倒すと現状回復する」、いわゆるプリキュア保険が効くのですが、今回の犠牲者(ゼツボーグの素)である、古谷さんと平野君の内、ロミオ役の平野君は、ストップとフリーズにビビって足をくじくという痛恨の自損事故を起こしてしまったため、保険の対象外となり、普通、ゼツボーグを倒すとなごやかにまとまるはずの回の終盤で、あわや劇ができなくなりかける、という事態に陥りました。

 

その後、カナタ王子が代役をかってで、しかし、はるはるはそれを色々あって断り、「お前は足をくじいたが、心が挫けたわけではないのだろう。立てよ、立って歩け!! HURRY!! HURRY!!(意訳)」という熱いパトスで、平野君を舞台に立たせることに成功しました。さすがプリンセスと自称するだけのことはありますね。

 

ところで、最終盤、海辺でカナタ亡命王子はロミオのセリフを口にするのですが、「あなたが望むなら、私は自分の名を捨てましょう」とやります。

※これはロミオとジュリエットから改変されており、正確には、以下のセリフとなります。

I take thee at thy word:

Call me but love, and I'll be new baptized;

Henceforth I never will be Romeo.

言葉通り受け取りましょう。

恋人と呼んでください、それが私の洗礼

これより、もう私はロミオではない

ちなみにこれは、前段階でのジュリエットのセリフ、モンタギュー家であること(家名)を捨てよ、ということに対する回答であります。

 

……もしかしてこれ、伏線でしょうか。そうだとすると、なかなかすごいことになりそうな。

 

 

ちなみに、ニチアサで散々パロるくせに、我々大友には縁遠い、戯曲「ロミオとジュリエット」。実は、そこで使われる曲は結構CMで流れていて、意外とみんな聞いたことがあります。(モンタギュー家とキャビュレット家 1:39~ああ、あれーってなります。)


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