本日のプリキュア雑感(10/25)
ごきげんよう。
来週、ニチアサお休みなのでゼツボーグになりかけている洞田です。
さて、Go! プリンセスプリキュア第38話は「怪しいワナ…!ひとりぼっちのプリンセス!」です。
ちなみに、由緒正しいニチアサは、ちゃんと最後に次回予告をしてくれるため、吾ら大友の大多数は「クローズが学校に変身潜入し、皆の仲を裂く話」だというのは把握していたのですが、
こういうのは大体において「新しいお友達になって」「疑心暗鬼を引き起こす」パターンだと思っていたわけです。
まさか「南の島に撮影旅行」「パーティに出席」「ニセ展覧会に送り出す」「ペットショップに隔離」のような。物理で隔離する話だとは予想外でした。
ところで、話は終盤において、クローズが「夢を応援したらお前は一人になった。夢はお前たちをバラバラにする。夢とは絶望だ」と精神攻撃を行い、はるはるが「夢を応援してくれる仲間がいる限り、私はひとりではない」と反駁した後、カナタ亡命王子が「夢なんて持たなくていい」とはるはるの心にとどめを刺す、という展開になります。
ここ、老兵の大友としては、確かに「覚えていない自分の一言のせいで、目の前の少女が傷ついている」という状況では、「プリンセスにならなくてええ、ええんや!!(涙」とのたまう亡命王子のセリフは理にかなっており、それは十分優しいモノでありました。
(その論理展開が幼女に理解されるかは別として)
なお、描写的には「クローズに物理で負けそうな状況」の時に、亡命王子が出てきて、上述のようなセリフを言い、絶望したはるはるを見たクローズが「あいつが代わりにやってくれたからいいかw」と引き下がったので、ある意味では危機的状況から上手く脱出できたとも考えられます。
ちなみに、この、劣勢でも兵隊(プリキュア)が戦う気まんまんの状態で、大将(亡命王子)が戦闘意欲をなくすという構図、どこかで見たことあると思ったんですが、思い出しました。
鳥羽伏見の時の「慶喜、戦やめるってよ」ですよ。
それはともあれ、南様の時もそうですが、最近になって、今まで持っていた夢の見直しが行われている感じがしますね。友人の言を借りれば、「他人から与えられた夢を、自分の自立した夢に脱皮させるのが、テーマの一つ」ではないかと言うわけですが。
さて、次回予告で話し始めましたので、次回予告の話で話を締めましょう。来週プリキュアはお休みで、その次の回には、早くもプリキュアパワーアップ回の餌食になりそうなクローズさんでありました。