萌絵、あるいは浮世絵その1(版下絵)
ごきげんよう。洞田です。
題にあります「版下絵」というのは、浮世絵の素、絵師が描いた絵の事です。版下絵は版木に張り付けて、彫師がそれごと木を彫るので、通常はなくなってしまうものなのですが、まあ、デジタルだとそういう心配もない訳です。科学の勝利と言う奴ですね。
ところで、下の絵は結構ルーズに着物をきておりますが、これは江戸時代準拠です。(丈は気にしないように!!)
今でこそ着物は「ぴっちり着る」という感じになっておりますが、浮世絵を見ても、古写真を見ても、普段の状態ではゆるーく着ているものが散見されます。(もちろん、晴れの日やきばってる時は今のようにピッタリとした着方をするのですが。。)
まあ、そんなこんなで後は色を付ける感じです。