萌絵あるいは浮世絵その2
ごきげんよう。洞田です。
さて、前回に下絵を出したので、今度はそれに色を付けて見ました。
何というか。。
萌絵、というか現在のキャラクターイラストの特徴はとても強いので、浮世絵のやり口で描いても「ただのイラスト」にしかならない、という落ちでありました。では、顔とかポーズを浮世絵に寄せれば……となってきますと、ジャンルが完全に「ネタ絵」となりますので難しい所です。
しかし、何か物語が出来そうですね。。
例えば……
寺子屋に通う主人公が、幻の妖怪画家にしてゴーストスイーパー「”烏”山石燕」の描いた妖怪本を蔵で見つけてうっかり開いてしまい、妖怪本に封じ込められていた魑魅魍魎が大江戸市中に大拡散してしまう。しかし、困っていると(自称)関東妖怪総元締”くま吉”さんがあらわれ、逃げ出した妖怪を再び本に戻す協力をしてくれるという。時には、寺子屋に論語を教えに来る「め組」の用心棒や、いい年こいてあだ名で呼び合うへんてこな三人組、謎の縮緬問屋のご隠居、ガットリングガンを乳母車に仕込んだシングルファーザーに、お金さえもらえればあなたの恨みを晴らしますという闇家業まで入り乱れた、てんやわんやの大江戸活劇が今始まる!!
的なものとかどうでしょうか(白目)。