落書き(5/3)
こんばんは。洞田です。
さて、今日もpixivsketchに出した落書きを置きますね。
〇空より娘の降りたるカタチ
「親方、空から女の子が!!」という訳ですね。
これには元ネタがあり、落書きの方にも記してありますが、鈴木春信の「清水の舞台より飛ぶ美人」がそれであります。
とはいえ、それをそのまま描いたら芸がないわけで、アングルなどを変えております。
ちなみに、「清水の舞台から飛び降りる」というのは思い切った行動や決断をする場合の慣用句になっておりますが、江戸時代、清水の舞台から飛び降りるのは一種の願掛けであったようであります。元ネタの飛び降りはおそらく「恋の成就」の願掛けであったのでありましょう。
※なお、絵の構図は参考に致しましたが、この落書きは清水寺及び願掛け行為とは何の関係もございません。
さて、これのアタリは以下のとおり。
元ネタがあるとポーズに悩まなくていいですね。着物の裾のひるがえりなどを多少考えましたが、まあ、一からやるよりはずいぶんと楽が出来ました。
おっと、そうそう。これ、「手を上げて椅子に座った状態」を下から見たようなもんで、意外と単純なポーズです。
それでは、ごきげんよう。