洞田創研究室

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『うろ覚え草紙』より「南瓜祭(なんかまつり)」(うろ覚え草紙紹介)

以下、『うろ覚え草紙』よりの転載です。

 

(口語訳)

九月(新暦十月)の晦日に、南瓜祭りを行う。鞴(ふいご)祭りではミカンを撒くが、南瓜(かぼちゃ)を撒いても子供たちは喜ばないため、代わりに菓子を包んだものを用意し、それを渡す。

この際、子供は菓子を渡さない大人を脅かしても良い。そこで、子供たちは鬼や天狗に化け、行列を作って町を練り歩いては、「徳利(とっくり)、徳利」とはやし立てて門々で菓子をねだる。菓子を包んだ袋が徳利に似ているからであろう。

この行列の先頭には、必ず南瓜で作った提灯を下げるのが習わしである。

また、祭りの由緒は不明である。

流行祭(はやりまつり)なのだろうが、何もわかっていないのにただ浮かれて騒いでいるのか。

奇妙なことである。

 

 ※図の説明 上図は、子供に菓子をあげると何もされないが(右)、あげないと脅される(左)、という様子を表していると思われる。

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 ※とまあ、こんなネタが×60あります。

平成うろ覚え草紙

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