洞田創研究室

洞田創(とだはじめ)のブログです。只今、スケジュール的な問題で浮世絵(風イラスト)の作成依頼の受け付けは停止しています。ご迷惑をおかけしております。その他、ご用のある方はhajime_toda☆yahoo.co.jpまでご連絡ください。(☆を@にしてください)

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本日のプリキュア雑感(6/19)

キュアップラパパ!!洞田です。

 

さて、本日の魔法つかいプリキュア!は、第20話「ドタバタでヤバスギ! 魔法界に生まれたエメラルド!」でしたが、すごかったですね。

 

先週の「開かずのトビラ」は、実はどこでもドア式の「行きたい所に行けるシステム」だったようで、しばらくはモフルンの欲望を叶えた後、とうとう校長先生の所に到達しました。

 

が、校長先生はドクロクシー事務所に単身カチコミをかけている状態だったので、事務所直通になり、いわゆる「プリキュア中盤の敵本拠地侵入編」に突入しました。

 

そして、ドクロクシーと校長先生の因縁も発覚。ドクロクシーは元々クシーという校長先生の同僚で、「大いなる災いを止めるため」の力を求めて闇の魔法にはまり込んでしまったということでした。なお、その結果、魔法事故でお亡くなりになっておりますので、今いるドクロクシーさんは、人としての魂を失って、本人の欲望の塊が仮初の体をもった状態だそうです。

これはいわゆる、「やってて良かったネクロマンシー」ですね。

ちなみに、ドクロになったクシーなのでドクロクシーという事なんでしょうか。

 

さて、そこから校長先生とドクロクシーの魔法バトルが始まりましたが、魔法バトルなので魔法の打ち合いとなりました。やっぱり魔法と称して物理で殴って来るのプリキュアだけなんですね。

校長先生は今まで貯めていた魔力を解放しましたが、やはりドクロクシーの魔力も強大で、最後には力負けしてしまいました。バッティさんがドクロクシーおじいさんをかばった分消耗していたのかもしれません。バッティさんナイスアシスト。まったくもって忠臣ですね。

 

力を失った校長先生は、元のおじいさんに戻ってしまいましたが、ドクロクシーも元々要介護のおじいさん、かなりよろよろしています。実は老々対決だったわけですね。そして、そこをプリキュアが物理で襲い掛かるという展開になりました。酷い。しかも、ルビースタイルなのでやるきまんまん。何とかおじいさんはプリキュアの攻撃を退けましたが、倒したと思ったプリキュアが根性論を語り出したので、かなり冷や汗をかいたでしょう。あれは、プリキュア勝利フラグですからね。

しかし、うまい具合にプリキュア根性理論にエメラルドが「せやで」と反応したので、おじいちゃんは「ちょっとまった、エメラルド君が何か言ってる!!話を聞こう」と必殺技キャンセル&場所移動をかましました。プリキュアと校長先生も運んであげているる分、耄碌……やさしいですね。

 

さて、ここで忠臣バッティさんの話をしなければなりません。バッティさんはエメラルドを主君の元に届けんとして、光に飲まれて消滅してしまいました。。バッティさんは一度はドクロクシー様とヤモーをを疑ったものの、見事な忠義の心でありました。バッティさんが消える時に、ヤモーさんも心底取り乱して叫んでいたので、ドクロクシー事務所、みんなやさしいね。

 

さて、闇の魔法使いが直に触ると危ないエメラルドですが、リンクルスマホンを利用して取り込めば上手く行くようで、エメラルドを取り込んだ骨ばっかりのドクロクシーおじいさんは、筋骨隆々の巨大な……骨になりました。受肉しないんですね。受肉。

 

そして、次回は、マッチョなガシャドクロと化したドクロクシーさんと、プリキュアの戦いとなるようです。目が離せませんね。

 

それでは、キュアップラパパ!!

 

 

本日のプリキュア雑感(6/12)

キュアップラパパ!! 洞田です。

 

さて、本日の魔法つかいプリキュア!は第19話「探検&冒険! 魔法のとびらのナゾ!」でしたね。

 

校長先生を探しに、開かずのトビラを見つけに行く……という話でした。冒頭からしばらくは校長先生の七不思議と称して校長先生の生態を聞く展開でしたが、結局、どうやら皆、校長先生については詳しくは知らないようでした。

 
そういえば、考えてみれば校長先生は、その名前も明らかにされていませんね。ふたを開けてみれば元カノ&兄貴との痴話喧嘩だったという、ハピネスチャージプリキュアの例もあり、秘密主義はどうなのかと思うのですが、校長先生はそこらへん勘案してほしいものです。
 
さて、学校の近くに生えている巨木の頂上に「開かずのトビラ」はあり、そこに校長先生は行っているのではないか、ということで、二人は巨木を登ろうとする展開になるのですが、なんやかんやがあって登った頂上に鎮座していたトビラは、「開けようとすると倒れて開けられない」というなめたシステムになっておりました。
 
 
ところで、今回、敵幹部の方で動きがありましたね。バッティさんが勇気を出して事務所の社長(ドクロクシー)に、「専務(ヤモー)の言うてることホンマなんすか??エメラルドの他にスマホン必要なんすか??」と直訴しました。
おかげさまでヤモーさんが相当慌てていましたが、社長が十九話目にしてとうとうマスターアジア的な声で「せやで?パワーアップアイテムあげよう。頑張れ、な?」と喋りだし、バッティさんが大感激するという事態になりました。
 
バッティさん……とってもチョロイ。。
 
しかし、これで生存フラグはバッキバキに折れてしまいましたので、今回の戦闘はかなりひやひやしたのですが、今回は何からの温情で浄化されずに済みました。たぶん、フェリーチェ登場回の餌食用だろうなぁ。。
 
戦闘後、リンクルストーンアメジストが登場し、開かずの扉が開けられるようになりましたが、開けようとしたところで、今回はおしまい。次回に持ち越しとなりました。
 
※次回予告のつなぎ方が、「扉を開けたらドクロクシー事務所」みたいな演出になってましたが、その前にイチゴメロンパンを食べているシーンがあるので(つまり日常編が入っている)、そういうわけじゃないんでしょうが、そうだったら面白いですね。
 
それでは、キュアップラパパ!!

先日のプリキュア雑感(6/6)

こんにちは。洞田です。

 

先日はちょいと所用でブログを更新できず申し訳ありません。。

ということで、「先日」のプリキュア雑感ということでございます。

 

さて、先日の魔法つかいプリキュア!は、第18話「魔法界再び! リンクルストーンを取り返せ!」でしたね。

先週、ガメッツさんが戦闘中の混乱の隙を付いて、リンクルストーンガーネットを遺失物横領したのですが、今回はそれを人質(?)にみらリコ両氏に決闘を申し込む……という話でした。

 

決闘の舞台は「最果て島」といって、マホウ界の最果てにある島で、さらに宙に浮かんでいるらしいのですが、ここはナシマホウ界からは結構な距離になるようで、みらリコ一行は箒で魔法学校を通り過ぎ、海に出ては人魚所有の潜水艦に乗り、ペガサスの背にのっては空を飛び……と、「マホウ界ツアー」のような状態になりました。

まあ、これは、はーちゃんを追加戦士であるキュアフェリーチェにするためにのフラグ、すなわち、今一度「プリキュアがいかにマホウ界に貢献してきたか?」をはーちゃんに振りかえらせて、「大きくなったらプリキュアになりたい」という意志を持たせるための流れというところでありましょう。

 

ところで、みらリコが文明の利器を使ったにしろ、最果て島にたどり着いたのは、まだ、昼の事でした。

ということは、最果てにあるくせに一日でいけるわけですから、意外とマホウ界が小さいのか、それとも出発地点の魔法学校付近がそもそもマホウ界辺境の地なのか、そこが気になる所です。

 

さて、今回はヨクバールの出番はなく、ガメッツさん本人が 戸愚呂弟式に真の力を発揮し、アルティメット魔法戦士(物理)として、みらリコに挑んできました。

さらに彼はあくまでも正々堂々の力比べを、ということで、パワーのルビースタイルを御所望になられましたが、それに応とこたえるみらリコも漢でありますね。

しかし、アルティメットの力はすさまじく、今回ばかりはあわや敗北寸前というところまでおいつめられました。ただ、はーちゃんの助力によって、窮地を脱しました。

 

プリキュア世界は根性論が蔓延しており、「がんばれ!!プリキュアは負けない」と応援されると大体パワーアップして不可能が可能になります(映画版でも応援要請がありますね)が、この度もそのパターンでありました。ただ、ガメッツさんがあろうことか、はーちゃんに拳を向けたため、「はーちゃんを守るため」に火事場の馬鹿力が発揮されたともみなせましょう。

「戦う力だけが強さではない、誰かを思う気持ちも強さである。」という訳ですね。

 

さて、力負けしたガメッツさんはルビーの必殺技「プリキュアルビーパッショナーレ」を喰らい、浄化されましたが、「全力を尽くせる強敵と出会えたこと……悔いはない」とすさまじく、こう、さわやかな退場でありました。良い敵幹部であったことよ。

 

いやはや、3幹部も残るはバッティさんのみとなってしまいましたが、バッティさんは現在、いわゆる「敵幹部ながら、敵首領の謎を解いていく係」に立候補しております。だいたいの場合は、これは、仲間になるフラグや生存フラグだったりするのですが、次回予告を見ると、せっかくのフラグも水の泡になりそうで怖いですね。

 

ということで、次回も目が離せません。

 

それでは、キュアップラパパ!!

本日のプリキュア雑感(5/29)

キュアップラパパ! 洞田です。

 

寝起きの頭で仮面ライダーゴーストを見ていたのですが、詰め込み過ぎていたのか、展開についていけませんでした。一話で死んで復活をするのは、最近では、キョウリュウジャーの頃にやっております(賢神トリンさんなど)が、気を抜いてちょっと画面から目を離していると、再び見た時に「え?え?」となりますね。

 

さて、それはおいておいて、本日の魔法つかいプリキュア!は第17話「水晶さん教えて! おばあちゃんの思い出の人」でしたね。

 

内容は、タイトルのとおり、おばあちゃんの思い出の人を探そう、という話でした。

おばあちゃんによると、娘時代、公園で「不思議な人に出会った」ということで、みらリコ両女史はその思い出の人を探そうとするのですが、そこに、水晶玉(キャシー)さんも普段の占いの息抜きとして、占いで協力をしてくれるということになりました。

 

キャシーさん、それって、仕事の息抜きに仕事をするようなもんじゃないっすかね?

 

まあ、それはともあれ、こういうのは中々見つからない(でも実は見つけていた)というのが、話の展開の基本形ですので、最初の占いは校長先生に邪魔をされ中断、次はオールバックのおじいさん、その次は絵画教室の先生、とブラフを掴まされ続けるのですが、実は最初の校長先生が思い出の人、というオチでありました。

 

ちなみに、件のおばあちゃんと校長先生の思い出は、「校長先生が、木の上で降りられなくなった猫を助けたのに出くわした」というものでありました。魔法使いとの接触が、発言のとおりこれのみであれば、おばあちゃんは魔法使いをたった一度だけ見ただけで、あれほどの魔法使いに肯定的な人になったというわけです。

「魔法の事、実はいろいろ知っているよ」みたいなパターンなのかと思っていましたが、経験値は勝木さん未満なわけですから、ちょっと意外ですね。

 

さて、敵幹部の話を致しますと、私の中でバッティさんの評価がうなぎのぼりです。もとから「追試が終わるまで攻撃はしないでおいた」等の心根の優しさが散見される氏でありましたが、今回はスパルダさんに同情を向けるという優しさを見せてくれました。

また、指示だけ飛ばすヤモーさんに対し不信感があり、「もしかして、ドクロクシー様ってエア上司?」と誰もが思っている疑問を口にするなど、智将としての側面も垣間見せました。

ちなみに、視聴者の反応を見て筋を変えてくる東映の事ですから、ドクロクシー実在ルート、非実在ルートはまだ確定されておらず、今は、どっちに転んでも良い状態なのかもしれませんね。私は、非実在ルートを推します。

 

今回のヨクバールはバラとせんべい、対するプリキュアフォームはトパーズでした。最初こそ、プリキュアを花の中の異空間に閉じ込めるなど善戦しましたが、ガメッツさんが「力こそパワー」と失言してしまい、激昂したプリキュアに脱出され、せんべいをパックマンで破壊されてあえなくヨクバール(浄化)となりました。

 

ただ、ガメッツさんは混乱のさなかリンクルストーンガーネットを拾ったようで、どうやら、それをダシに再戦を希望するようですが、そこはドクロクシー事務所に保管するべきでしょう。。

 

さて、次回はガメッツさん再戦編です。舞台はマホウ界になるようですが、楽しみですね。

 

それでは、キュアップラパパ!!

制作過程2~行き当たりばったりに絵を描く

こんばんは。洞田です。

 

ちょいとご無沙汰いたしまして申し訳ありません。

行き当たりばったりに描いた制作過程その2であります。まあ、ほぼ参考になりませんけど、お時間があればどうぞ。

 

0 制作過程1の最後の状態

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まず、始めに前の状態を説明しておかなければなりませんね。

制作過程1はこんな感じで終わりました。しかし、ここから大きく変わっていきます。。

 

1 色設計をする

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色設計と大げさに言いましたが、要は上の絵に「ぬりえ」をしたわけです。色相環とか特に難しいことを考えていたわけではありません。行き当たりばったりですからね。

 

しかし、ここで私の頭の中に疑問がわきました。なるほど、アールヌーヴォー様式ならば曲線で構成される植物などを配置するべきですが、キャラクターが椅子に座っています。しかも直線で構成される堅そうな椅子です。モダニズムっぽいですよね。

さらに、椅子とうっかり描きこんでしまった背景のランプ?などから、絵の真ん中部分は室内と思われ、絨毯まで敷いてあります。

それなのに、木の枝とヤドリギがかかれる上部と下の植物の前景は室外を暗示しています。

 

これはよろしくない!!

 

私の中の整合性が、咆哮を上げました。

「キャラが椅子に座っている構図」がメインなのですから、この場合、植物を取っ払うのが順当でしょう。そこで、改めて上部と前景を描き直し、色を塗ったのが次です

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この時点で、私の中のこの作品のイメージはミュシャから離れ「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」となりました。主に色のせいです。

ちなみに、室内のオブジェクトを書き足すというより、「蝙蝠文様の装飾」と「壺型の枠線加工」という横着をしました。。

 

2 主線(オモセン)を引く

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 1で塗り絵した下書きを薄くして、主線を引きました。ペン入れの仕方は人それぞれかとおもうのですが、まあ、私のやり方を述べますと、私はSAIを普段使っています。

 

SAIでは、絵の各パーツごとに「ペン入れレイヤーでの曲線・直線ツール」と「フリーハンドの鉛筆」を使って描いていきます。家具とかそういった直線っぽいものはペン入れレイヤーが得意ですし、 人体にしても長い髪や脚線など「単純だけど慎重な操作」が求められるものはガンガン曲線ツールを使います。手って意外とぶれるんですよね。一方、細かい所はフリーハンドが便利ですから、こうした使い分けになっています。

 

おっと、そうそう。直線・曲線ツールの線とフリーハンドの線が混在すると、違和感があると思われる方がいるかもしれませんが、私は、その場合、「直線・曲線ツールの線の端にフリーハンドの線でインクだまりを足したり」、「ちょっとがたつかせたり、変なところで線を太くしたり痩せさせたり」して「無味乾燥なベジェ線」をフリーハンド

ぽくしています。卑怯ですね。

 

3色を塗る

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 色を塗ります。私の思春期はキャライラストと言うのは全て「アニメ塗」と呼ばれるものでした。(しばらくして「エロゲ塗」が出てきます)したがって、私が気を抜いて普通に塗るとほぼアニメ塗になります。

 

このアニメ塗に技量は要らないものでして、ただ単純に「影の形」を見極めることができれば後は作業です。

たぶん、皆さまは今どきのイラストチックなものを求めていると思うのですが……ともあれ、アニメ塗の流れだけ描いて置きましょうかね。

 

  1.  まず、色ごとに「べた塗レイヤー」を用意して、陰影をつけないべた塗を行う。
  2. 次にそのレイヤーの上にべた塗にクリッピングマスクした「影レイヤー」を作成し、影の形を決めてマットに塗ってしまう
  3. さらにそのレイヤーの上に、同じくクリッピングマスクした「光レイヤー」を作成し、光っているというか、色が明るくなる部分の形を決めて、それもマットに塗る
  4. これだけだと微妙になるので、やっぱりクリッピングマスクした「調子付けレイヤー」を作成し、大き目で薄めにしたスプレーで調子を付ける。※調子を付ける、とは人体で言うと膝小僧のうっすらとした赤みとか、そういう②③でカバーできない「ぼんやり色が違う」部分を再現するという意味です。

 

〇また、影や光を描いた後、これといった部分にアクセントとして「消しゴムやぼかしツールでこい色からだんだん薄い色へ、影が消えていくようにする」もしくは「光が消えていく」みたいな操作も行うと、ちょっといい感じになります。簡単ですよ、上の2と3のレイヤーに、ぼかしか消しゴムでちょちょっと悪戯してやればいいわけです。

 

というわけで、ひたすら色ごとにこれを繰り返して行けば完成です。

 

4 汚しをかける

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 私の場合、最後に「汚し」をかけます。いえ、かけない人がほとんどですが、私の癖なのです。ちょっと黄ばませたり、シミのような跡を付けたりします。

 

ということで、完成です。

まあ、今回は「やるんじゃなかったアールヌーヴォー」につきますね。背景を選択するときに、「場面を切り取る」みたいな感じで行けば、色々な制限がなかったのにと思います。あと、元々浮世絵の技法に慣れきっているので、こういうイラストを描く時に「あれ、この時どうするんだっけ」と戸惑うことが多かったです。というわけで、次回は浮世絵っぽいモノでいきたいところです。

 

それでは、ごきげんよう。

 

 

 

本日のプリキュア雑感(5/22)

キュアップラパパ!!洞田です。

 

暑い日が続いておりますね。もうすっかり初夏であります。

 

さて、本日の魔法つかいプリキュア!は、第16話「久しぶりっ! 補習メイトがやってきた!」でしたね。

 

タイトルのごとく、一緒に補習を受けていた3人(と、お目付け役の仕立て屋フランソワ)がナシマホウ界にやってきた、という話でした。

 

話の筋としては、この6人に加え長瀬まゆみ氏と勝木かな氏と合流し、一緒にショッピングモールに遊びに行くという展開になりました。

ただ、さすが補習メイトだけあり「魔法を使ってはいけないルール」を敢然と無視する三人、そして彼女たちを注意もしないフランソワ、本能に従う魔法生物(モフルン、はーちゃん)たちという、奇跡の面子でありますから、まゆみちゃん勝木さんに魔法、もしくは魔法使いを気取られないようにする両女史はストレスで胃がマッハであったでありましょう。

 

ところで、みらリコは長瀬まゆみ氏を「まゆみちゃん」、勝木かな氏を「勝木さん」と呼んでいるので、こう、女子的な微妙な距離感の差を感じますね。

 

ちなみに、フランソワさんが「実は、ナシマホウ界に来ているマホウ界住人は多い」旨を説明しておりましたが、ふらっと入ったファミレスで2人見つけるって、多いにしてもちょっと密度が高すぎるんじゃないですかね?

とはいえ、おそらく多くのマホウ界住人の、ナシマホウ界への交通手段がカタツムリニアだと思われますので、カタツムリニアが乗り入れている津成木市特有の状態なのかもしれません。と、なると津成木氏はリトルマホウタウンみたいな状態かもしれませんね。

 

しかし、今日は悲しいことにスパルダさんが退場の日となってしまいました。

先年のクローズさんのように、敗戦→圧迫査定のコンボの連続で追い立てられる演出に慣れておりましたから、

秘書(ヤモー)「社長(ドクロクシー)がスマフォ欲しいって」

社員(スパルダ)「じゃ、私が持ってくるわw」

→退場、みたいな軽いノリで退場するとは思いもよりませんでした。

 

今回は事前に用意しておいたヘリと、自分を素材にしてヨクバールをつくるという新機軸となりましたが、だからと言って中ボス感は全然なく、ヘリにスパルダさんの顔と腕がくっついたという、まあ、なんていうんですか……ちょっと……ダサい感じだったので、それで退場になるとは衝撃もひとしおでありました。まあ、多分何らかの形で再登場するのではないかと願っております。

 

ところで、敵幹部シーンを見ておりますと、ドクロクシー様自体はほとんど動かず、喋りもせずに「手をちょっと上げる」とか、「うなずく」とか、「目を光らせる」ぐらいであり、せいぜい主張しても「洞窟を動かす」ぐらいなので、なんというか、私の中で要介護のおじいちゃんにしか見えません。

ということは、幹部たちが頼みの綱なのでありますが、彼らをつなぎとめているのは「ドクロクシー様に創られた」という家族意識のみであり、金銭が関わってないっぽいので、特にヤモーさんが「やってられっか!」と介護を放棄したら大変なことになりそうです。ドクロクシーおじいちゃん、幹部たちに優しくしてあげてね。

 

ええと、話を元に戻しますと、次回は老人つながりでおばあちゃん回になるようです。おばあちゃんの正体が知れるかもしれないドキドキ回ですが、予告の絵を見ていますとおばあちゃんは魔法使いとつながりがあるだけで、彼女自体は魔法使いではなさそうですね。「おばあちゃん=伝説の魔法使い説」を推していたのでちょっぴりそこは残念です。

 

それでは、キュアップラパパ!!

本日のプリキュア雑感(5/15)

キュアップラパパ!! 洞田です。

 

さて、本日の魔法つかいプリキュア!は、第15話「ハチャメチャ大混乱! はーちゃん七変化!」でしたね。

 

みらリコ&モフルンがはーちゃんのことを構ってあげられなくて、はーちゃんがつむじを曲げてしまう……というお話でした。

 

冒頭、はーちゃんが全てのリンクルストーンをリンクルスマホンにはめて、そこで出てくる大量のはーちゃん用食べ物を食べてしまうというシーンがあるのですが、保有全ストーンが起動するきっかけは「おなかがすいた」と言う発言でした。

もともと、はーちゃんと言うのはエメラルドに近い存在であると思われるので、他の11のストーンは元からはーちゃんの意志に従う存在なのでしょうね。

 

ちなみに、大量に食べ物を食べた結果、はーちゃんは色んな形態(コスプレ)に変身するようになりました。魔法の食べものを食べるという行為は、魔力の摂取に他なりませんから、モフルン先輩が最後に簡潔に説明した通り、全種類の魔力を摂取したため、取り込まれた魔力が暴走したのでありましょう。

 

さて、拗ねてしまったはーちゃんは、家出?して、様々な姿になりながら学校中で騒ぎを起こします。

ちなみに、一般人で最初にはーちゃんを見かけたのは、例によって勝木さんでした。後のシーンでみらいの友達が「不思議な妖精の話」をした時に、「あれは魔法使いの仲間」と言ってドン引きされていましたが、妖精がOKで魔法使いがNGというのは、オッサン訳が分かりません。

がんばれ、勝木さん、もう痛い子認定されちゃったようだけど、とにかく頑張れ!!

 

なお、今回の担当敵幹部はスパルダさんでした。リンクルストーンの気配を感じてはーちゃんと邂逅し、複数のリンクルストーンの波動をはーちゃんから感じたまでは良かったのですが、スパルダさんったら、追いかけてきたみらい、リコ両女史の「はーちゃんを離しなさい」という挑発に負けて、「離してやるよ!!」と、投げつけてしまいました。

エメラルド以外はとりあえずいらないとか、リンクルストーンの気配がなくなったらどうでもいいとか、そういうのどうかと思うんですがねぇ。。

 

今回のヨクバールの素材はバナナと電柱、対するプリキュアフォームはトパーズでした。例によって、トパーズの必殺技レールガン&地殻破壊による溶岩流への巻き込みというオーバーキルがさく裂していましたが、やはりトパーズは怖いですね。

 

また、ヨクバールがヨクバールされた後、ドクロクシーアジトのシーンになりました。スパルダさんの敗戦報告で、はーちゃんの事がヤモーさんに伝えられましたが、「本の中に戻る妖精」に反応したため、どうやら何か知っているようであります。

 

さて、次回は補習組がナシマホウ界に来ると言うお話のようですね。楽しみであります。

しかし、次回のタイトルは「久しぶりっ! 補習メイトがやってきた!」というものだそうで、まあ、クラスメイトというものがあるから、補習メイトでもいいんでしょうが……若干、棘のある言い方に聞こえますね。

 

【追伸】劇中で、みらい女史リコ女史と並んで、自身を「はーちゃんのお母さん」と言及した百合の守護聖人モフルンさんですが、あれは「性別が女性」ということなのか、そこは関係なく「お母さんの役割」ということを言っているのか、今後の二次創作的にとっても気になります。

 

それでは、キュアップラパパ!!